2012年10月30日
秋の虫干し
虫干しと云えば本当は夏の土用の頃とか言いますが、この面倒な作業は夏の暑さの中ではとてもその気になれません。10月のさわやかな秋の風を感じるようになって、やっと着物を愛しむ気持ちを奮い立たせて取り掛かります。年内で一度も袖を通さなかった着物がほとんどですので、せめてこの時期にと部屋中の窓を開けて風に当ててやります。お茶のお稽古がペアーレだった頃はよく着たものですが、今は時間の関係でなかなか着て行けません。
それでも何かの折には着るようにしていると、有難いことにあちらこちらからいただく機会も増えてもうこれ以上は箪笥を増やさないとと云うところまできています。
60余年を過ぎた大将の祖母の着物も年月を感じさせない感覚で、今の時代にも十分素敵に息づいている。
着物はそんな魅力を持っているのです。
それでも何かの折には着るようにしていると、有難いことにあちらこちらからいただく機会も増えてもうこれ以上は箪笥を増やさないとと云うところまできています。
60余年を過ぎた大将の祖母の着物も年月を感じさせない感覚で、今の時代にも十分素敵に息づいている。
着物はそんな魅力を持っているのです。
sawada_tomoko at 20:40│Comments(0)│TrackBack(0)│