2007年04月23日

今、ずっと考えている事は

今年の4月でお店は33年目に入りました。
豊田の田舎から縁あってこちらへ出てきましたが知らない土地での心細さや大きな借り入れをした不安も、とにかく頑張らなくてはの気持ちだけを支えに開店したのでした。大将の両親ばかりか祖母も引き連れて不便な思いをさせながら必死でやって来た様に思います。
そのために可哀想な思いをさせてしまったのは子供達でした。商売屋で育った私も絶対にお店はいやだと思っていたのに、こうして商売をやり結局二人の娘を私と同じ思いをさせる事になってしまいました。もちろん私も店をやりながら私を育てた母の思いをしっかり知らされる事になりましたが。
その娘たちもそれぞれ普通のお勤め人の処へ嫁ぎ、一応後継者はいなくなってしました。寂しいと思う反面、母親としてはホットした気持ちです。
そして大将も来年で60歳になります。会社に勤めていても定年の歳です。
この事は数年前から考えていたにですが、この先少しでも長く続けていける様にするための店作りやメニュー等も考えなくてはと、これを機に来年に向けてこの一年を準備期間として考えることにしました。
今までの様にはいかなくてお客様にもご迷惑、ご不満を多々おかけする様なことになってしまうかもしれませんが、老体に?鞭打ちながらこれからは自分達も楽しみながら細く長〜くやっていけるお店をと模索中です。



sawada_tomoko at 08:15│Comments(1)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by あい葉   2007年04月27日 11:01
はじめまして。

私も主人と2人、そして今は6人ほどバイトを雇いながら経営とは名ばかりの飲食店をしています。

いつもおかみさんのブログを読ませていただきながら、頑張っておられる姿を想像し、元気をいただいています。

飲食店は、本当に想像以上に大変で、わが子供にも この後は継いで欲しくないという気持ちの方が大きいです。

くれぐれもお身体に気をつけて下さいね

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