三楽座にて

三味線のお稽古を始めて１６年、初めてのお披露目です。
お店があるため今まで一度も会には参加出来ませんでしたが「先生が高齢につきこれで最後になるかもしれないから是非に」と言われ１８日の日曜日にお昼の仕込みの後、急いで駆けつけ最後に出演して参りました。
福間さんに着付けていただき先生の自宅の三楽座で、私もまだ一度も観ていませんがなんとか上手く弾けたでしょうか。

孫にも衣装でございます。

能楽堂で舞を披露された福間さんの紋付・袴を借りて、着付けまでお願いしつつ
来年の年賀状にでも使おうかと記念の一枚を……。

アップでどうぞ

製\作されてからおよそ９０年にもなる（もっとだったか？）素晴しい螺鈿の細工のバンドネオン。
アンティーク好きにはたまりません、休憩の間にお客様にも間近で観ていただきました。
本当はもっと素敵ですが、私のカメラでは半減

う〜ん、何とも素敵！

新年のコンサート第一弾は小川紀美代さんのバンドネオンでした。
女性の演奏者は世界的にも珍しい。
ずっと以前からお願いしてあったのがやっと叶いました。
今回智詠さんとのコラボは私も聴くのが初めてで、それがまたピッタリ！
情熱的で切ない音色、お客様のほとんどが初めてバンドネオンを聴いた方ばかりでしたが、後ろで聴いていても場内の全員のハートが二人に吸い取られている様な感じがしました。
もちろん私と常ちゃんのキャンドル・ツリーの演出も効果ありね！とすべてに満足な一日でした。

恒例の能楽堂で

お客様である福間さんが、毎年成人の日に能楽堂で舞われます。
ここ数年はずっと拝見、高校生の時から習われていたとか、さすがの貫禄でこの日もトリを努める見事な舞でした。
毎回の事ながら１月の能楽堂でのこの舞台で新しい年の始まりを感じています。

これまたご縁でした

今年最後のコンサートは、お客様に思い切り元気にＨＡＰＰＹになって戴きたくてお願いしたロベルト・杉浦さんのラテンでした。ところが当日彼は風邪のため体調不良ということでどうなるかと思っていましたがさすがにプロは違います、そんな事を微塵も感じさせない熱唱でホールにお中は熱気万々！１２月の寒さも何処へやらでした。
普段はあられちゃんの様なピアノの志穂さんもグッと大人っぽい衣装で変身し、パーカッションの琢磨くんとの素晴しいノリノリの演奏で、お客様も椅子から立ち上がって踊らんばかり（私は後ろで踊っていましたが）
そしてこの琢磨君、以前おじいちゃん・おばあちやんに連れられて当店に来ていたとかでもうビックリ！！
まさかここでの演奏をとは私も彼も想像すらしませんが、こんな事があるから（シャンソンのセエヌさんの時も同じでしたが）なんて楽しく嬉しいのでしょうか。