2011年08月

2011年08月09日

超大作ではないけれど

7d2c49f4.jpg昨年の秋に見晴らしの良いお風呂にゆっくり浸かりたいと、偶然行った先が「日本で一番美しい村」とのキャッチコピーで役場に貼られていた「大鹿村」でした。
宿に向かう途中大勢の人だかりにつられて車を止めれば、なんと映画の撮影現場でした。原田義雄がやっている食堂に郵便配達の瑛太がやってくるシーンです。
「来年6月頃になると思います、明日天気に…とかの題名で」との事でした。
これも何かの縁、必ず観たいと思って楽しみにしていました。
劇場内でも超大作とは違って少し小さめホールでしたが、まぁなんと愉しくて優しくて心温まる作品になっていました。
原田芳雄さんが封切りの舞台挨拶であの様な姿になっても出てきたのは、彼なりの特別な思いがあったのでしょうが、結果最後の作品になったとしても何かとても幸せな終わり方だと感じるような気がしました。
脇も皆これだけ良く集めたという様な魅力的な俳優陣で監督と原田さんの二人のために出たくて集まったそんな感じだったのではないでしょうか。
案の定すぐに劇場からは消えてしまいましたが、ビデオでも良いので一度ご覧になってみて下さい。そうそう当店のパートさんの美保ちゃんのお兄さん夫婦も大鹿歌舞伎の観客で後ろ姿が映っていたとか。
これもおまけですが大鹿村で私の泊まった宿は映画のスタッフの方も多く泊まっていまして、他の俳優さんは別の宿でしたが監督と佐藤浩一さんはそこにいたとか。宿のご主人に「一日違いでしたね〜」と言われた時の私の悔しさご想像ください



sawada_tomoko at 08:25|PermalinkComments(3)TrackBack(0)