2013年03月

2013年03月29日

全身で感じます

蓼科 037
娘がピアノの調律でずっとお世話になっている方の息子さんが、なんとあの田村響さんだったのです。
3月24日(日)に安城市の市政60周年記念で、地元出身の響さんと彼のお兄さんが所属する新日本フィル交響楽団が一緒に演奏するとの事でどうしても聴きたいと日曜日の夜でしたが、お店を抜けて出掛けてきました。
今までは舞台の下だったり、前面でオペラ歌手が歌っていたりはありましたが、クラッシックのオーケストラを真正面できちんと?聴くのは多分初めてで、まぁなんと素晴らしく感動的だったでしょうか。
舞台からあふれて押し寄せてくる音の芸術を、全身で受け止める感覚は今まで経験したことのない喜びでした。
響さんの演奏はダイナミックであり繊細で娘のピアノの先生が絶賛していた通りでした。
音楽が生み出す力というものを改めて感じさせられた夜でした。
ご兄弟で演奏される舞台をどんな想いでご覧になっているのか、今度お会いする時が楽しみです。
その日私は桜色の着物にピアノの帯で、それがせめてものお祝いの気持ちでした。

sawada_tomoko at 21:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年03月26日

御名残御園座

蓼科 036
御園座のさよなら公演が猿翁・猿之助・中車の襲名披露公演でした。
今回はなかなか観る予定が立てられずに3月が過ぎていきましたが、何とかと思い21日に一人で夜の部に飛び込みで観てきました。
以前は芝居もよく観に行っていました。平幹二郎と大地喜和子の「近松心中」、浅丘ルリ子の「夜叉ヶ池」も心に残るお芝居でした。着物で歌舞伎が観たいと思った事がきっかけで歌舞伎にはまり数々の襲名公演も観てきました。
最中のアイスも大好きでした。なじみの劇場がなくなってしまうのはやはり寂しいものです。


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2013年03月07日

いよいよ始まりました

蓼科 034
二月の半ばから二階を取り壊す工事が始まりました。
前日、道具を運び出しすっかりガランとしてしまった二階の部屋に上がればやはり色々な思いが頭を巡ります。
開店当初は一人で下の席と二階を走りま回っていました。
フリーのお客様を下と上の席で満席という状態でも何とか頑張ってやっていました。
だんだん歳を重ね、そのうちに二階席は御予約の方のみで利用ただく様になり、そしてそれも体力的に限界となりとうとう二階席は廃止という事に決心しました。
まあよくやって来たと自分達で感心しています。さすがに少し淋しさも感じましたが、新しい事を始められる楽しさがあるので後は前に進むだけです。
4月の末に完成予定です、ご期待あれ!


sawada_tomoko at 19:48|PermalinkComments(1)TrackBack(0)